ワシントンハイツ

ハーレムとハドソン･リバーの間に広がる小高い丘。名門コロンビア大学が位置し､歴史的建造物や大きな公園もあり､恵まれた住環境。広々としたスペースや高い天井など､他のエリアでは高い家賃でなければ住めないような物件を見つけることができる。

ミッドタウンまで　地下鉄1,A,等で20分
ダウンタウンまで　地下鉄1,A,等で25分。

ウエスト・ハーレム

1920年代頃より､黒人文化のメッカとして栄えてきた街。有名なアポロ･シアターをはじめ､沢山のお店が集まる125丁目は､ハーレムの中心地。5thアヴェニュー周辺を境に西のセントラル･ハーレム､東のスパニッシュ･ハーレムとに別れる。セントラル･ハーレム側は､近年の再開発により大型チェーン･ストアが多く進出し､住環境は住みやすく安全なものに変わりつつある。近年､マンハッタン島南部の家賃高騰を逃れて移り住む人が増え､家賃は急激に上昇しており、かつての危険地帯と呼ばれたエリアからは大きく変貌しつつある。

ミッドタウンまで　地下鉄A,B,C,1等で約15-20分
ダウンタウンまで　地下鉄A,B,C,1等で約20-25分

イースト・ハーレム

1920年代頃より､黒人文化のメッカとして栄えてきた街。有名なアポロ･シアターをはじめ､沢山のお店が集まる125丁目は､ハーレムの中心地。5thアヴェニュー周辺を境に西のセントラル･ハーレム､東のスパニッシュ･ハーレムとに別れる。セントラル･ハーレム側は､近年の再開発により大型チェーン･ストアが多く進出し､住環境は住みやすく安全なものに変わりつつある。近年､マンハッタン島南部の家賃高騰を逃れて移り住む人が増え､家賃は急激に上昇しており、かつての危険地帯と呼ばれたエリアからは大きく変貌しつつある。

ミッドタウンまで　地下鉄A,B,C,1等で約15-20分
ダウンタウンまで　地下鉄A,B,C,1等で約20-25分

アッパー・ウエスト

セントラル･パークの西側に広がるエリア。多くの高級アパートが建ち､文化施設も豊富で､リンカーン･センターやジュリアード音楽院､アメリカ自然史博物館などが位置する。ブロードウェイ､コロンバス･アヴェニュー､アムステルダム･アヴェニュー沿いには流行のレストランやカフェが多く建ち並ぶ。住宅街としてはアッパー･イースト･サイドの人気をしのぐ勢いになりつつあり､慢性的な物件不足により家賃はかなり高め。

ミッドタウンまで　地下鉄A,B,C,D,1,2,3などで、約10分
ダウンタウンまで　地下鉄A,B,C,D,1,2,3などで、約10分

アッパー・イースト

セントラル･パークの東側に広がるエリア。メトロポリタン美術館をはじめ､グッゲンハイム美術館やホイットニー美術館など､多くの有名美術館が集まっている。高級住宅地としても有名で､伝統のあるプライベート･スクールも多く､パブリック･スクールのレベルも高い。比較的小規模なお店が多いが､生活にはとても便利なエリア。レストランやバーも数多くある。

ミッドタウンまで　地下鉄、4,5,6等で10分
ダウンタウンまで　地下鉄、4,5,6等で15分

ミッドタウン・ウエスト

セントラル･パークの南に位置し､５番街の高級ショッピング･エリアを境に西側に広がるエリア。沢山の劇場が集まるブロードウェイの中心地タイムズ･スクエアのほか､ロックフェラー･センター､ニューヨーク市立図書館､カーネギー･ホールなどが位置する。かつてはヘルズ･キッチンの異名をとる犯罪の多いエリアだったが､近年では新築の高層ビルや劇場､美術館などのアフター５を楽しめる施設が増え､人気のエリアへと変貌した。最近では､ここにオフィスを構える日系企業も増え､日本人住民も増えつつある。交通の便もよく､この先の盛り上がりも予想されるエリア。

ダウンタウンまで　各種交通機関にて約10分

ミッドタウン・イースト

セントラル･パークの南､42ndストリートから59thストリートにかけて､５番街の高級ショッピング･エリアを境に東側に広がるエリア。グランド･セントラル駅､クライスラー･ビル､国連本部､セント･パトリック教会､日本国総領事館などが位置する。多くの日系企業がオフィスを構え､日本食レストランやバーも多い。フィットネス･クラブを備えた眺望のいいアパートが数多くあり､日系企業の単身赴任者に大人気のエリア。

ダウンタウンまで　各種交通機関にて約10分

チェルシー

14thストリートから34thストリートにかけて､5thアヴェニューの西に広がるエリア。エンパイア･ステート･ビル､ペンシルバニア駅､マディソン･スクエア･ガーデンが位置する。古くはタウン･ハウスやロフトが立ち並んでいたが､近年はお洒落なレストランやクラブ､ギャラリーなどが次々とオープンし､新築コンドミニアムやアパートの建設ラッシュで､マンハッタンの新たな住宅地としても注目を浴びているエリア。8thアヴェニュー周辺はとくに人気が高く､他のエリアではみられないロフト･タイプのコンドミニアムに人気がある。

ミッドタウンまで　各種地下鉄、バスで5分
ダウンタウンまで　各種地下鉄、バスで5分

グラマシー

14thストリートから34thストリートにかけて､5thアヴェニューの東側に広がるエリア。ユニオン･スクエアやフラット･アイアン･ビルが位置する。古くからの閑静な住宅地で､美しい街路樹のなかに歴史的な建築物が多く建つ。エリア名の元になったグラマシー･パークという公園は､地元の決められたアパートの居住者しか立ち入ることは出来ない。

ミッドタウンまで　地下鉄4,5,6等で約5分
ダウンタウンまで　地下鉄4,5,6等で約5分

ウエスト・ビレッジ

古くからアーティストなどが多く住んでいて自由な雰囲気が漂うこのエリアはとても人気が高く物件は希少。人気ドラマの「Sex and the City」に登場するカップケーキ屋のマグノリア・ベーカリー、それからキャリーのアパートとして撮影に使われたビルもこのウェスト・ビレッジに位置している。6th Avenueや7th Avenueには多くのレストランやバーが集まるが、ひとたびストリートに入れば一転して落ち着いた雰囲気も見せる。ハドソンリバー側の西側はハイラインの開発とハドソンリバーパークの開発も相まって、トレンディなエリアとなっている。

グリニッジ・ビレッジ

ハウストン･ストリートから14thストリートにかけて､西側に広がるエリア。ワシントン･スクエア･パークやニューヨーク大学(NYU)､ビレッジ･バンガードなどの有名ジャズ･クラブが多く位置する。ワシントン･スクエア･パークでは週末ごとに様々なイベントが開催され､とても賑わう。昔から学生やアーティストなど､自由な雰囲気を求める人々が多く集まる街として知られる。ごく最近では9thアヴェニューから10thアヴェニューにかけての､かつて精肉工場で栄えたミート･パッキング･ディストリクトと呼ばれるエリアに､若者に人気のクラブやショップが相次いでオープンし､ホットなエリアとして注目を集めている。

ミッドタウンまで、地下鉄、バス等で約10分

イースト・ビレッジ

ハウストン･ストリートから14thストリートにかけて､東側に広がるエリア。個性的なショップやレストラン､バー､クラブ等が多く若者に人気のエリア。セント･マークス･プレイス周辺には､ニューヨークで最も多くの日本食料品店や日本食居酒屋が集まっている。近年､日本人の居住者は家賃高騰により減少傾向だが､日本人経営の飲食店は依然繁盛し賑わっている。1stアヴェニューより東側の､Ａ､Ｂ､Ｃ､Ｄとアヴェニュー名の付く､通称アルファベット･シティーと呼ばれるエリアは､以前は危険なエリアといわれていたが､近年では多くの日本人も住むようになり､人気のあるエリアへと変わりつつある。

ミッドタウンまで、地下鉄、バス等で約15分
ダウンタウンまで、地下鉄、バス等で約10分

ソーホー

ハウストン･ストリートの南側､ブロードウェイを挟んで広がるエリア。もともと倉庫街だったところにアーティストが移り住み､住居をかねたロフトに改造したのが､現在まで続くアートの街としての始まり。ただし現在はギャラリーより､お洒落なブティックやレストランのほうが目立つようになり､週末は､多くの人でにぎわう超人気スポットとなっている。新鮮で安い食材が豊富なチャイナ･タウンに近いので､住環境としても悪くないが､家賃は街の人気を反映してとても高い。

ミッドタウンまで 地下鉄等で 約15分

ロウアー・マンハッタン

マンハッタン島の最南部､ニューヨーク証券取引所を抱えるウォール街や､ニューヨーク最古のトリニティ教会､自由の女神行きの船が出発するバッテリー･パークが位置する､マンハッタン島で最も歴史の深いエリア。長年､金融街を中心にオフィス街として発展してきたが､近年は多くの銀行や証券会社が､最新設備や家賃の安さを求めて歴史の深いウォール街を離れる傾向にあり､代わりに住居用物件が急激に増えているエリアでもある。

ミッドタウンまで　地下鉄にて約20分
イーストビレッジまで　地下鉄にて約10分

アストリア

もともとはギリシャ系､イタリア系の移民が作った街で､今でも8万人から10万人のギリシャ人が住んでいるといわれている。しかし近年ではインド系や韓国系の住人も増えたため､エスニック色の豊かな街を形成している。マンハッタンから地下鉄で15分程度という立地の良さから､過去10年で日本人住民が急増したエリアで､学生やマンハッタンで働く多くの日本人がこのエリアに住んでいる。地下鉄Ｎ､Ｗ線の､ブロードウェイ駅前には日本食料品店や日本食レストランもあり､日本人にはとても住みやすいエリアのひとつ。またN､W線の最終駅､ディトマス･ブルーバード駅周辺には､多くのギリシャ･レストランやマーケット等が建ち並び､旅行者にとっても魅力のスポット。映画『デビル』の撮影の際､主演のハリソン･フォード､ブラット･ピットが訪れた有名なタイ料理店も同所にある。

マンハッタンまで：地下鉄Ｎ､Ｗ線で約15分

ロングアイランドシティ

ミッドタウンからクイーンズボロ・ブリッジを越えたすぐのところにあるエリア。もともとは工業地帯であったが近年イーストリバー沿いから開発が進み、今は高級コンドミニアムや高級賃貸アパートが林立している。一方ではMoMA P.S.1が建設されたことからもわかる通り、古くからアーティストの多く住んでいる地域でもある。

マンハッタンまで：地下鉄E,F,M,R,N,Q,７番線で約10分

サニーサイド

駅前には24時間営業のスーパー･マーケットがあり､商店街の韓国系雑貨店では日本食材なども売られていて､生活にとても便利な街。地下鉄７番線でグランド･セントラル駅から約15分という好立地から､アストリアと並び日本人に人気のあるエリア。大通りのクイーンズ･ブルーバードの北側には､サニーサイド･ガーデンと呼ばれる閑静な住宅地がある。アパートの高層階に上れば､エンパイア･ステート･ビルをはじめ､マンハッタンの夜景を一望できる。

マンハッタンまで：地下鉄７番線で約15分

ウッドサイド

地下鉄７番線沿いにある､とても庶民的な街。もともとはアイルランド系移民の町だったが､近年では中国､韓国､インド系住民も増え､エスニック色豊かな街になっている。地下鉄７番線の急行が停まり､グランド･セントラル駅から20分という立地の良さから､マンハッタンで働く人や学生の住人が急増している。また､同駅はロング･アイランド鉄道とも連結しており､クイーンズのハブ的存在でもある。駅前には､アイリッシュ･レストランやアジア食料品店などが多くあり､生活するにはとても便利な街。

マンハッタンまで：地下鉄７番線で約20分

ジャクソンハイツ

1662年に開拓されたジャクソン･ハイツは､近年ではインド系､韓国系､中国系､ラテン系コミュニティーの中心地として有名。Ｅ､Ｆ､Ｖ､Ｒ､Ｇ､７と多くの地下鉄の路線の駅があり､マンハッタンへの交通の便はとてもよい。最寄駅のルーズベルト･アベニュー駅から74丁目沿いを歩くと､中国系の大きなスーパー･マーケットがあり､インド人､韓国人などの､エスニック色豊かなレストランや雑貨店も多い。また駅前から離れれば､ランドマークと呼ばれる戦前のアパートビルが建ち並ぶ閑静な住宅地。

マンハッタンまで：地下鉄Ｅ､Ｆ､Ｖ､Ｒ､Ｇ､7番線､急行で約20分

エルムハースト

かつてこの一帯がたくさんのエルム（楡の木）に囲まれていたことから､エルムハーストの名が付けられた。チャイナ･タウン､フラッシングに次ぐ､大きな中国人街があり､日本食材も含めた多くの食材がとても安く手に入る。隣のレゴパーク方面には､大型量販店や大型家電量販店､郊外型ディスカウント･ストアが建ち､大通りのクイーンズ･ブルーバードには､クイーンズ･セントラル･モールという大型ショッピング･モールもあり､生活にはとても便利な街。映画『星の王子ニューヨークに行く』の舞台としても有名。周辺の街に比べ､比較的安価な家賃で住むことができる。

マンハッタンまで：地下鉄Ｖ､Ｒ､Ｇ線で約25分

レゴパーク

マンハッタンへの通勤に便利で､学区（パブリック･スクール139等）も人気があることから､家族連れが多く住むエリア。駅前にはアジア食料品店もある大きな商店街があり､周辺にはデパートや大型電気店､郊外型ディスカウント･ストアもあり､生活にはとても便利な街。フォレスト･ヒルズやキュー･ガーデンと並んでユダヤ人人口も多く､人気のある街だが､隣のフォレスト･ヒルズと比べて賃貸料は若干割安で住むことができる。

マンハッタンまで：地下鉄Ｖ､Ｒ､Ｇ線で約25分

フォレストヒルズ

ロング･アイランド鉄道フォレスト･ヒルズ駅の南には､フォレスト･ヒル･ガーデンと呼ばれる最高級住宅地があり､クイーンズの中では屈指の高級エリア。オースティン･ストリートと呼ばれる駅前の大通りには､チェース･バンク､シティー･バンク､ギャップ､バナナ･リパブリック､ヴィクトリアン･シークレット､スターバックス､バーンズ･アンド･ノーブル等のメジャー･ストアが立ち並ぶ。日本人人口も多く､日本食料店もある。また公立学校（パブリック･スクール101､196､144等）のレベルがニューヨーク市内でアッパー･イーストに次いで高い事から､家族連れが多く住むエリアでもある。ジョン･F･ケネディー空港､ラガーディア空港のどちらにも近い事から､空港関係者が多く住む街でもある。キュー･ガーデンやレゴ･パークと並んでユダヤ人人口も多く､人気のある街。

マンハッタンまで：地下鉄Ｅ､Ｆ､Ｖ､Ｒ､Ｇ線､急行で約30分

キューガーデンズ

フォレスト･パークという大きな自然公園があり､週末は乗馬を楽しむ人や家族連れで賑わう。ロング･アイランド鉄道キュー･ガーデン駅より､ペン･ステーションまで約17分。ジョン･F･ケネディー空港まで車で10分程度という好立地から､空港関係者が多く住む街でもある。フォレスト･ヒルズ､レゴパークと並び､ユダヤ人人口が多く人気のエリア。隣のフォレスト･ヒルズと比べ､比較的安価な家賃で住むことができる。

マンハッタンまで：地下鉄Ｅ､Ｆ線で約35分

フラッシング

1628年に開拓されたフラッシングは､第2のチャイナ･タウンと呼ばれるほど中国系のレストラン､スーパー･マーケットが多くあり､日本食材を含めた多くの食材がとても安く手に入る。最近では優秀なシェフは､マンハッタンのチャイナ･タウンよりフラッシングに集まるといわれるほどで､多くの有名店がメインストリートに並ぶ。また韓国人人口も多く､メインストリートと交差するルーズベルト･アベニューには､多くの韓国系レストランや食材店が軒を連ねる。ニューヨーク･メッツの本拠地シェイ･スタジアムや､全米オープン･テニスが開かれるUSTAナショナル･テニスセンター等の娯楽施設､クイーンズ動物園やクイーンズ美術館などの文化施設も位置している。

マンハッタンまで：地下鉄７番線､急行で約30分

ウィリアムズバーグ

今一番ホットなエリアのひとつ。もともと大きなユダヤ人コミュニティーがあり､黒人とのトラブルの絶えない街であったが､マンハッタンのダウンタウンからＬ線でわずか１駅という立地の良さと､広いロフトスペースを求め､多くのアーティストたちが移り住んできた。ギャラリー､ブティック､クラブなどが過去10数年で急増し､ベッドフォード･アベニュー駅周辺には､おしゃれなカフェやレストランが建ち並ぶ。グラミー賞歌手のノラ･ジョーンズも以前このエリアに住んでいた。シナゴークというユダヤ寺院も美しく､映画のワンシーンの様な美しい町並みを形成している。現在､最も家賃が高騰しているエリアのひとつ。

マンハッタンまで：地下鉄Ｌ線で約10分

ダウンタウン・ブルックリン

マンハッタンからブルックリン側へ橋を渡ってすぐのエリアで、イーストリバー沿いには北側からDUMBO、ブルックリンハイツと呼ばれる高級住宅地が並び、西側のBorough Hall駅周辺には官公庁が立ち並んでいる。ブルックリンを通るほぼすすべてのSubwayが集まっており、マンハッタンへはどのラインを使っても10分程で出られる。

パークスロープ

ブルックリン美術館やボタニカル･ガーデンのある､プロスペクト･パークの西側に位置するエリア。比較的閑静な住宅街であり､ここ10年ほどで､とても家賃の上がったところ。7thアヴェニューを中心にレストラン､ ブティック､ 深夜まで開いているスーパー･マーケットなどが建ち並び､映画『スモーク』の舞台にもなった美しい建物が軒を並べる。西の5thアヴェニューは､庶民的な商店街ではあるが､ おしゃれなレストラン､ クラブ､コレクタブル･ショップなどがオープンし､注目されている。

マンハッタンまで：地下鉄で約20分

サンセット・パーク

パークスロープとベイリッジの間に位置するエリア。N,Rトレインでマンハッタンにアクセスできる。中心になるのはエリア名ともなっている公園サンセット・パーク。安価なショップやレストランが密集しているため、生活必需品の調達には事欠かない。

ブロンクス

マンハッタンの北東に位置する独立区。1641年に入植したオランダ人､ヨナス･ブロンクにちんなんでこの名がつけられたといわれている。かつては富裕層のためのアパートが建ち並ぶエリアだったが､一時期は “世界最悪の犯罪地区” といわれるほど､治安の悪化した時代もあった。近年､ニューヨーク市による積極的な治安対策､特に前市長のジュリアーニ氏の推し進めた､ニューヨーク市全体の治安の改善政策によって､状況は一変してきている。そのためか､他のエリアに比べて家賃の安いこの地域に､アパートを求める日本人人口も増えてきている。
近隣には国際野生生物保護公園（ブロンクス･ズー）や､ニューヨーク植物園（ニューヨーク･ボタニカル･ガーデン）などがあり､緑豊かなエリアでもある。ニューヨーク･ヤンキースの本拠地､ヤンキー･スタジアムなどが在る地下鉄６番線を北に上ると､大きなイタリアン･コミュニティーがあり､ロバート･デ･ニーロ監督､主演の映画｢ブロンクス物語｣の舞台としても有名。
西側のハドソン川沿いには､かつて皇太子妃雅子様もお住まいになっていた､リバーデールと呼ばれる最高級住宅街がある。

マンハッタン､ミッドタウンまで：ほぼ全域から地下鉄で約35分

ウエストチェスター

スカースデール／Scarsdale
ウェストチェスターエリアの中で、長い間、日本人駐在員が居住し現在も人気のエリア。人気の理由は全米でも有数の教育レベルの高い学校区にある。他エリアと比べても、不動産税が高い事から、家賃相場は高め。マンハッタンへの通勤は、メトロノースハーレムラインで、30分程度。

ブロンクスビル／Bronxville
1890年頃から高級住宅地として発展してきた町。かのJF Kennedyが住んでいた町としても有名。ウェストチェスター内でも住民の所得が特に高く、パブリックスクールのレベルは全米でもトップクラス。マンハッタンへの通勤は、メトロノースハーレムラインで30分程度。

ハリソン／Harrison
現在日本人駐在員人口が急増している街。駐在員人口の急増に伴い、駅前には日系食料品店、レストラン、美容室などがオープンし、生活面では大変便利なエリア。ニューヨークメッツ松井稼央選手も同地に住んでいる。

ママロネック／Mamaroneck
メトロノースNew HeavenラインのMamaroneck. ヨットハーバーがあり春には150本以上の桜が咲く。また同ハーバーでは、毎年独立記念日に花火が打ち上げられる。

タカホ／Tuckahoe
メトロノースHarlemラインのTuckahoe. 駅前には日本人が好む近代的な複合住宅が建ち並び日本人駐在員には人気のエリア。

ハーツデール／Hartsdale
日本食料品店、本屋、診療所など日系店舗がルート100沿いに軒を連ねている事から、日本人家族が多く住んでいる。マンハッタンまでは、メトロノースHarlemラインで35分程度。

ホワイトプレインズ／White Plains
5万人の人口を抱えるウェストチェスターの官庁所在地。駅前には多くのオフィスやショッピングモールなどがあり、非常に賑やか。駅から若干遠い大手日系スーパーも同地にある。現在高層コンドミニアムなども多く建設されており、若いビジネスマンにも人気のエリア。また急行が停まる為、通勤の便も良くマンハッタンへはメトロノースHarlemラインで30分程度。

アーズレイ／Ardrey
スカースデールの西側に位置する。パブリックスクールも小規模ながら定評がある。マンハッタンへはメトロノースHudsonラインのDobbs FerryかHarlemラインのScarcedaleから約30分。いずれの駅へもバスで約10分程度。

アービントン／Irvington
著名な作家William Irvingにちなんで名づけられたアービントンは、ハドソン・リバー沿いの美しい町。学校区も非常に良く、それが要因で売買、賃貸共に不動産市場も安定している地域である。サンドバックス、ゴシック、グリークと初めとする様々な建築様式の建て物や美しい庭園が多くある事でも知られ、リンドハースト城も同地にある。

ドブスフェリー／Dobbs Ferry
1730年にハドソン川に初めてフェリーを就航させた　William　Dobbs経営の会社名から　Dobbs　Ferryと名附けられた、歴史ある町。ドラマ「ニューヨーク恋物語」で田村正和が住んでいた町としても有名。マンハッタンへはメトロノースHudsonラインで、35分程度。

ライ／Rye
ママロネックの東側に位置し、海に面したウェストチェスター内でも最も小さな町。駅前に日本人も多く住む複合住宅がある。公立校は、ライブルックとライシティーに分かれており、どちらも非常にレベルが高い。映画「ビッグ」でも有名な遊園地プレイランドはロングアイランドベイを眺望でき、夏に打ち上げられる花火は同地の夏の風物詩。

チャパクア／Chappaqua
前大統領ビルクリントンが住んでいる事で有名な町。マンハッタンへは地下鉄Harlemラインで52分程度。

ラーチモント／Larchmont
1920代に建てられたコロニアル、ビクトリアン様式の一戸建てが多い。フランス系を中心に海外からの駐在員も多く住む町。マンハッタンへはメトロノースNewHavenラインで約30分程度。